FXなんちゃって心理学

昨日、ちょっと手相の占い師と話をして自分の強みに対してアドバイスをもらいました。
今までも手相をみてもらったり、変な言い方をすると能力者達からのアドバイスなどで自分の強みがわかっています。
天国と地獄になりやすいですから、常に努力をするのは忘れないようにしています。

努力というよりは、興味を持つと集中してやっちゃうので単に楽しんでいるのですが。

それで、私はよく「FXは諦める事が大事」と言います。
これは何でしょう？と思う方も多いですがFOMOを取り除く事を意識するために言っています。

FOMOはFear Of Missing Outの略した言葉で、見逃したり取り残されたりすることへの不安となります。

例えば、今日は祝日なので思いっきりトレードしよう。
普段はロンドン時間に動くので、夕方から狙っていこうと楽しみにしていた。
家族と昼間はランチして、夕方は妻からトレードして良いよと言われていたので、ランチ後に子供と遊んで、さあ～トレードしようかなとデスクに座ってチャートを開いたら既に大きく動いていた。
自分の手法と照らし合わせても、そこは取れていたな。
すげ～残念で無理してエントリーしたら負けちゃった。

現在に対する思考や未来に対する前向きな姿勢よりは、ほとんど人間は過去に対して嘆く否定的な感情を持ちやすいです。
過去は教訓には出来るけれど、戻ってくるわけではありません。
見逃したり取り残されたりすることへの感情は、焦りによって加速されます。
未来の目標（トレードも含む）に照準を合わせる事の方が重要なのは言うまでもありません。

それでは、Fear Of Missing Outを取り除くのにはどうしたら良いのでしょうか？

色々なFear Of Missing Outを取り除く方法はありますが、一番大事なのはしっかりとしたルーティンやトレード手法を持つこと。
リスクが低く、確実なチャンスを見極めトレード手法を構築します。
相場の本質は市場心理です。
そういった市場心理に基づく手法を選択します。

一攫千金を夢見るハイレバは、非常に少ない確率で成功者を輩出しますが、長期的な結果は望めません。
そうして、違った不安を生み出すことになるでしょう。

逆に確実でリスクの低いトレード手法であれば、未来への不安を取り除き短期、中期、長期に対するリターンをもたらします。
Fear Of Missing Outを取り除くためには、そういったトレード手法に加えて日々のルーティーンを確立する必要もあります。

簡単な例であれば、取引時間を毎日同じにする、通貨ペアを絞り込み見続ける。
そういったルーティーンから見えてくる事もあります。

1日決まった目標値でトレードを終わらせるというのも一つの方法です。
例えば毎日50ピップス取ろうと頑張るのは難しい面もあります。
しかし、10ピップスなら取れるのではないでしょうか？
それにフォーカスした手法を確立させるのも良いと思います。

と、好き勝手に書いてきましたが、こういう考えは全て経験から生まれています。
私の書いている事が全て正しいわけではありませんし、問題となる心理は他にも多数あります。

今回はFear Of Missing Outの事だけですが、機会があれば、そのうち書こうと思います。